入社15年目 N.S.さん
-PROFILE- 2008年新卒で入社。2020年に一度産休を取得し、その後みなとみらい店に復帰。現在は横浜店で時短勤務を活用しながら、仕事と子育ての両立を図る。
-PROFILE- 2008年新卒で入社。2020年に一度産休を取得し、その後みなとみらい店に復帰。現在は横浜店で時短勤務を活用しながら、仕事と子育ての両立を図る。
私は2008年に新卒で入社しました。祖母がきものが好きで、私自身も着る機会が多かったことが、きものに興味を持ったきっかけです。大学時代は百貨店の販売員やブラダルのスタッフなどもしていたので、就活でも自然とこの業界を選びましたね。京都きもの友禅を選んだ理由は、面接での対応が良かったから。人柄で選んだところが大きいと思います。
実際、入社してからもそう感じます。「友禅のスタッフはみんな素直で人柄がいい」「年齢や社歴に関係なく風通しがいい」とみんな言っていますね。例えば、接客一つとっても、当社は役職に関係なく全員で行います。部長や店長も例外なく、現場に出れば全員が接客を行う。だからこそ、お互いに素直な意見を言い合えるのだと思います。新卒で売上が伸びない子がいても、見捨てるようなことはありません。一緒に悩み、考え、寄り添う。それが京都きもの友禅のスタンスです。
私自身も今、新人の教育担当を任されています。振袖に関して接客マニュアルはありますが、実際のところ、細かいところはまだまだ。そこを上手く体系化し、発信していくのが今の私のミッションです。後輩指導は自分の中でもやりがいになっていますし、これが会社の成長、ひいてはお客様の満足向上につながるものと信じています。
入社して良かったと思うことは、お客様と継続したお付き合いができるようになったことですね。そのお客様一家の“きもの担当”として扱っていただけているとも言えます。「Sさん、産休に入る前に会いたかったの!」とご来店いただき、大きなお買い物をしていただけたこともあります。販売や営業の仕事はなんでもそうだと思いますが、“人”で選んでもらえると嬉しいですよね。
接客のコツですか?色々とあると思いますが、お客様の想いを受け止めることが、まずは大事かと思います。私自身も過去にはお客様を“納得させる”ような接客をしていたことがあるんです。「こっちの方が可愛いですよ!」というような前のめりな接客ですね(笑)でも今のお客様、特にお嬢さまは、考え方に芯のある方が多いんです。だからこそ、どんなお考えをお持ちなのか、一度受け止める姿勢が大切。そのうえで、「今はこういうトレンドもありますよ」とご紹介するような接客が必要なんです。
この仕事は人間的にも、とても成長できると思います。自分よりも年配の方とお話をすることも多いので、気遣いや言葉遣いも洗練されますし、何より自分を見つめる力も付くと思います。私も入社したばかりの頃は、今で言うパリピみたいな感じでしたから(笑)
〜09:20 | お店に到着/清掃や在庫数え |
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〜09:40 | 朝礼を行い就業スタート |
10:00 |
接客/イベントのご案内や 振袖購入のお礼の電話 ※並行してニーズも探ります |
12:00〜12:45 | お昼休憩 |
12:45〜15:30 |
お礼のお手紙を書いたり勤怠入力、 美容院の予約、発注作業などの事務作業 |
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15:30〜16:40 | 接客/1日のまとめ |
〜16:40 | 退勤/保育園まで子供を迎えにダッシュ! |
私は成人式は横浜アリーナに行きました。とにかく人と違うことがしたくて、振袖にショールというスタイルも嫌だったんです。一緒に式に行く友達と話あった結果、「私たちは“極妻”をコンセプトにしよう」ということに…!夜会巻きで、ショールはタヌキ(※私)とキツネ(※友達)の剥製を選びました(笑)かなり目立ったと思いますが、本人たちは大満足でした!