INTERVIEW

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店長代理 K.I.さん

-PROFILE- 2003年に名古屋店に中途入社。夫の転勤により2006年に一度退社する。その後、2011年に四日市店に再入社し、複数店舗を経験した後梅田店へ。現在に至る。

日本の日常に、
きものを取り戻したい。

きものは
一枚の絵のようでもあるんです。

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私は中途入社。元々絵が好きで、絵画の販売をしていたんですが、結婚を機に退職して普通の主婦をしていました。しばらくして家庭も落ち着いてきたので、そろそろお仕事に復帰しようと思っていた時、出会ったのが“きもの”だったんです。
実はそれまできものには全く興味がなかったのですが、きものの柄はよく見ると1枚の絵のようになっていて、絵画に通ずるものがあると思えたんですよね。また女性だからこそ活躍できる仕事と思えたのも、この仕事を選んだ理由でした。

私は入社して3年後に一度、主人の転勤で退職しているんです。ところが、その数年後、主人が亡くなってしまい…どうやって生きていこうかと途方に暮れていました。
そんな時ふとスマホを見ると、きもの友禅の先輩の携帯番号が目に止まったんです。深い理由はなかったのですが、電話をかけて近況を伝えると「それなら戻っておいでよ」と。ご厚意に感謝し、四日市店に再入社することが決まりました。

再入社後は四日市、川崎、高崎、岐阜、名古屋と色々な店舗を経験しましたね。ここまで転勤している人も珍しいと思います(笑)でも私も嫌じゃないんですよ。子供もいないですし、色々な環境でチャレンジできるって刺激になりますよ!

きものの文化を守っていくことが
私たちの使命。

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今まで経験した店舗で一番印象に残っているのは、四日市店ですかね。路面店だったので、よく目立っていたのですが、2016年4月に5階建ての綺麗なビルに引っ越してしまったんです。「綺麗になったのなら、いいじゃないか?」そうですね、でもビルの5階になると外からは目立たなくなるんですよ。実際お客様は減ってしまいましたしね。

店長含め、みんなで打開策を考え、思いついたのが、“着付け教室”と“お出かけ会”でした。やっぱりきものって、普段着でも着るのが難しいんですよね。着れないと買わない。それに着ても、お出かけする機会がないと、やっぱり欲しいと思えない。だから、まずはそこを変えていこうと思ったんです。取り組みの甲斐あって、四日市店はとても売上が安定したお店になりましたよ。

明治維新より前はきものって普段着だったんですよね。みんな着ることができたし、おばあちゃんが浴衣や寝巻きを縫っていた時代があったんです。でも今では何かの式典でしか着なくなってしまった。これって寂しいことですよね。そう考えるキッカケを与えてくれたのは、四日市店だったのだと思います。きものを日本人の生活の中に取り戻していきたい。きものの文化をずっと守っていきたい。それが今の私の夢であり、目標なんです。

clock Iconある日のスケジュール

〜09:40 オープン準備
09:50 朝礼
10:00 オープン
10:15〜12:15 着付け教室
12:15〜13:00 接客
13:00〜14:00 お昼休憩
15:00〜17:30 接客や新人さんのフォロー・
資料作成など
17:30〜 夕礼
〜18:00 閉店・締め作業
1日の結果をまとめて上司に報告

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